カルチャーショック [ペット]
この本は私の日常をつづったBLOGの方でも紹介したことがあるのですが、ネタ切れ?(笑)をリカバリーする為にも再度紹介してみようと思います。
ザ・カルチャークラッシュ―ヒト文化とイヌ文化の衝突 動物の学習理論と行動科学に基づいたトレーニングのすすめ
- 作者: 水越 美奈, ジーン ドナルドソン
- 出版社/メーカー: レッドハート
- 発売日: 2004/07
- メディア: 単行本
この本を読むと目からうろこの内容がいくつか書かれています。
例えば、犬を擬人化しないことです。
どう言うことかというと、色々な問題行動(粗相をしたりとか)を犬がするわけです。
メジャーなのでは「お留守番が嫌で反抗しておしっこを失敗する」と言うような物。
犬は(私も犬を飼っていますから犬は可愛いんですが)犬です。 動物です。 人間ではありません。 お留守番が嫌で反抗して、おしっこをすると考えるよりも、犬の行動を犬的に分析した方が問題解決が早いし的確であると言う考え方です。
おしっこ(私このネタが好きなんですが)を例に取ると。
例えば、家の中で飼い主の前で粗相をたまたましたときに、飼い主が「きゃーーー」と騒いだとしましょうか。
それは犬にとっては「テンションの高い、犬的に喜ばしい声」で飼い主が「粗相を喜んだ」事に相当します。
犬は「ほう、ここでおしっこをすると飼い主が注目してくれて、喜んでくれる」と思ってしまう可能性があるわけです。
従い、留守番中に犬が一匹でいて退屈したり、群れから離れて淋しくなったら「注目してくれると思って」おしっこをしてしまう可能性があるわけです。
従い、留守番中の粗相を止めるには「粗相をしたときには無視をして、黙って犬が見ていないところで片つける」のと、「犬がトイレ、または望ましい場所でおしっこをしたときこそ大げさに褒めたり、遊んであげたり、おやつをあげたりする」と言う事が大事なようです。
そうする事により、陽性強化されていくわけです。
おかげで我が家の犬は、トイレの失敗99.9%ありません。
つい先日ちょっと失敗しましたので99.9%にしていますが、、、分析すると仕方が無い理由でした。 簡単に言うと、留守番中にトイレでしてくれていたのですが、それに気がつかずにトイレシートを変えていなかったのです。 汚いところでトイレをしたくなかったので、トイレからちょっと離れたところにしてしまったようです。 もちろん、粗相したときには何も言わずに黙って片つけました。 その次数時間後のトイレは見事に命中していた事は言うまでもありません。
はあ、どうも犬のトイレ話になると盛り上がっちゃいますよ。 (笑)
こんな話しばかりではなく、他にも色々良い話があります。 是非購入してみてください。 ちょっとお高いですが、読みやすい本ですしお勧めです。
2005-12-22 01:07
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